

設計部のエース盛田賢は、入社後、営業部でキャリアを積み、工務部で現場監督を務めた後、念願の設計部に配属された。この約15年間に携わった住宅は300棟近くに及ぶ。その豊富な経験をもとに、お客様のどんなご要望にもお応えしようと日々奮闘している。


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設計部の前は、営業部、工務部にいらしたんですね。 |
| 盛 田 | 「はい。もともと設計志望でしたので、まずは現場を知ることが大切と工務部へ自ら志望して現場監督を務めました。そして業務の傍ら、建築士の資格を取り設計部に異動、念願の設計の仕事に就きました。営業・工務・設計とすべての業務を経験してきたことで、お客様のこと、工事のこと、住宅設計のどれをも深く理解することができ、とても良い勉強になったと思います」 |
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お客様に対して心がけていることは何ですか? |
| 盛 田 | 「難しい専門用語を使わず、できるだけ分かりやすい説明・表現をするように心がけています。お客様からご要望を伺うと、どのような形にすれば解決できるか、私たちはすぐに頭の中に三次元のイメージが浮かぶのですが、お客様はそういうわけにはいきません。プランができあがったら、手間を惜しまず、CADデータからCGのイメージパースを描き起こしてお見せするようにしています。内観でしたら、壁・床・天井の色柄だけでなく、そこに自分たちで作った家具のデータも入れて、生活感が伝わるように…」 |

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そこまでやっていただけるんですね。 |
| 盛 田 | 「ええ。床や壁紙の色、ドアの色、キッチンやお風呂などの設備機器のデザインや色も全部はめ込んで、完成時のイメージをお客様に確認して頂きます。『床の色が濃すぎて、部屋が暗く見えるね』『では、変えてみましょうか』といった具合に、時間をかけて修正し、確認した上で決めていきます」 |
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変更にはとことん付き合って頂けるんですね。 |
| 盛 田 | 「はい、ご納得いただけるまで何度でも。お客様には、参考となるような経験をできるだけお話しするようにしています。私が以前担当した同様のケースをお話しすることによって、判断材料が生まれ、安心してお任せ頂くことができます。もちろん、最終的にどのようになさるかは、お客様のご判断によるということは言うまでもありません」 |

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住宅設計のポイントはどこでしょうか? |
| 盛 田 | 「お客様が考えられることは、どうしても見た目のデザインや動線などの使い勝手が中心になりがちです。私たちはそれに加えて、実際に暮らした時の『住み心地』という観点からアドバイスをさせて頂いています。住み心地に重要なポイントは、採光・通風ですが、実はそういった話はお客様の方からはなかなか出にくいものなんですね。昼間は人工の照明を点けなくても暮らせるように窓を付けるとか、窓を開けると家中を風が通り抜けるような快適な空間プランを提案させて頂いています」 |
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それは、専門家でないと気づかない部分ですね。 |
| 盛 田 | 「同じ設計でも、建築設計事務所さんの設計と、私共ハウスビルダーの設計部が行なう設計とでは、根本的に違うところがあります。建築設計事務所さんの設計では、建築家の強い個性やカラーがお客さんより前面へ出るんですね。しかし、私がお客様にお会いする時は、あえて自分のカラーを持たないようにしています。お客様お一人お一人のカラーを住まいに反映させることを、第一に考えていきたいので…」 |

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なるほど。主役はあくまでもお客様であるということですね。 |
| 盛 田 | 「はい。お客様と同じお気持ちになって、お客様のカラーを引き出し、図面に反映させ、形にする。それが建築士としての私の仕事だと思うんです。『盛田さんが売りにしているものはなんですか?』とよく尋ねられるんですが、あえて『ありません』とお答えしています。お客様へ固定概念の押しつけになってはいけないと思うのです。私は、常にニュートラルでありたい。当社には私を含め3人の建築士がいますが、3人とも同じ信念を持って仕事に取り組んでいると思います」 |

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完成してお客様にご満足頂いた時の喜びはひとしおでしょうね。 |
| 盛 田 | 「そうですね。お客様から『ありがとう』とお褒めいただくと、それまでの苦労が吹き飛びます。ゲストを招待された時に『いい家だね』と言われ誇らしく思っていただければ、なおさらですね。さらに、そのお身内やお友達から当社に新築のお問い合わせがあると、これはもうお世辞抜きにご評価頂いたということですから、とてもうれしく思います」 |
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何か印象深いエピソードはありますか? |
| 盛 田 | 「あるお客様にお聞きした話ですが、家の前で花に水やりをしていると、通りかかった方から、『素敵な家なので写真を撮らせてもらえませんか』『どちらの工務店で建てられたんですか?』と声をかけられたそうです。見ず知らずの方だったので、お客様はびっくりされたそうですが、そこまで気に入って頂けるとは、建築士冥利に尽きますね」 |
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お客様には、他社の“セカンドオピニオン”をお勧めすると聞きましたが? |
| 盛 田 | 「お客様には『お手間かもしれませんが、弊社だけではなくいろんな会社さんにも声をかけてみてください』と申し上げています。住まいづくりはお客様にとって一生の大事なイベントですから、できるだけ幅広く情報を集めて、納得のいく形で決めて頂きたいと。これは、私自身の願いなんです」 |
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競合になると大変じゃないですか? |
| 盛 田 | 「いえ。もちろん、内容的にも価格的にも、当社には他社に負けない自信があるから申し上げられることです。これからも、お客様に『本当に建てて良かった、一生住み続けたい』とご満足いただける住まいづくりを、お手伝いしていきたいですね」 |
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住宅設計への誠実な姿勢がよくわかりました。ありがとうございました。 |


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